あのとき、彼女に話されたこと、わたしにもきっといつか来るんだろうけど、どこか遠い気で聞いていた。

子供ができたんだって、と泣く彼女。

その日は様子がおかしかった。会う約束の時間をずらしてほしい、と、少し一人になりたい、みたいな連絡を受けて、あの人に、おかしい、大丈夫かな?と言ったらば、大丈夫でしょ、と。

今思えば、彼は子供が出来たと彼女に言う、っていうのを聞かされてたのかもしれない。
どうでもよかったのかそこはわからないけど。

仲良くしてもらってから4年。
ほんとうに偶然に偶然が重なって、って感じ。
じゃなきゃ出会わないし、こうもなってない。

なんとなく、会えるときに会っときたい。って感じのまま、歳をとった。お互い。

ちょっと会うのが面倒になった。一瞬。
そりゃ会いたいけども。一瞬ね。

このままフェードアウトしてくのもまた、いいのかな、なんて少し思った。若かったから分からなかったことが今少し分かりかけてきた。

子供がいるのかも、もうわたしに興味がないのかもわからない。義務感で会われるのだけは嫌。

好きな人には変わりはないけども。
なんとなく、なんとなく。

線と線が交わって、離れてく。
どこかでまた交わればいいな、なんて思いながら。